留学生のための専門講義の日本語

名古屋大学では、2010 年に名古屋大学 G30 プログラムの一環として、留学生の日本語教材『留学生のための専門講義の日本語』を作成しました。この教材は、留学生が日本語で行われる大学の講義を受けるための準備として使用する目的で作成されています。作成にあたっては、名古屋大学の学部・大学院の先生方、院生の方々にご協力いただきました。

本教材は、これをオンライン化し、学外のどこからでもご利用いただけるようにしたものです。名古屋大学の留学生はもとより、日本国内外で日本留学を目指し、日本の大学で講義を受けたいと希望している方々に、実際の講義がどのように行われているかを知り、準備をするために、この教材が役立ってくれることを願っています。

この教材の内容

第一部 「講義に役立つ日本語」(ビデオなし)

講義を受けるために役立つ日本語についてまとめたもので、すべての講義に共通です。

第二部　専門分野の模擬講義のビデオとそれを文字化したテキストと英訳

「法学・政治学編」、「経済学編」、「教育学・心理学編」、「数学編」、「物理学編」、「工学(化学・生物)編」、「工学(機械)編」、「工学(土木・建築)編」、「生命農学編」の 9 分野に分かれており、基礎的な専門科目の模擬講義が収録されています。それぞれの講義は 15 分〜 30 分程度で、全編合わせて 45 あります。

ビデオを見ながら、講義の内容をテキストで確認することができます。